「プロのモニター=ZOWIE」という常識が、Apexシーンで崩れ始めています。当サイトがALGS関連プロ17名の公開機材を検証(2026年7月・prosettings.net)したところ、2026年に機材を更新した選手の多数派がSony INZONE M10Sに移行していました。この記事ではその理由と、一般プレイヤーが買うべきかを解説します。
検証結果:最新更新組はINZONEに集中
- INZONE M10S使用(2026年更新の選手):YukaF(ZETA DIVISION)、ImperialHal(Falcons)、Sweet、Droppedら6名
- ZOWIE XL系の使用者も残るものの、その多くは機材ページの更新が2025年以前——つまり「昔の定番のまま」の可能性が高いデータです
興味深いのは、同じFPSでもVALORANTプロは今もZOWIEが94%(当サイト統計)という点。大会公式モニターの違いが、そのまま選手の自宅環境に反映されています。
INZONE M10Sのスペックと価格
| 項目 | INZONE M10S | INZONE M10S II |
|---|---|---|
| サイズ/解像度 | 27型/WQHD(2560×1440) | 27型/WQHD |
| パネル | 有機EL(OLED) | 有機EL(OLED) |
| リフレッシュレート | 480Hz | 540Hz |
| 応答速度 | 0.03ms | 0.02ms |
| 実売価格 | 約118,800円〜 | 約159,000円〜 |
なぜプロはOLEDに移行したのか
- 残像が原理的にほぼゼロ:液晶の課題だった応答速度が0.03msに。DyAcのような残像低減機能(=画面が暗くなる代償)に頼る必要がなくなりました
- 480Hzの滑らかさ:トラッキングエイム主体のApexでは、敵の輪郭がブレずに追える恩恵が液晶240Hz比で体感しやすい領域です
- WQHDでの索敵:遠距離の敵の視認性はフルHDより明確に有利。Apexの交戦距離と相性が良い解像度です
買うべき人・まだ買わなくていい人
買う価値がある人
- PCがWQHD/300fps超を出せるハイエンド構成(RTX 4080級〜)
- Apex・OW2などトラッキング系FPSがメイン
- モニターに10万円超を投資して数年使う前提の人
急がなくていい人
- PCのfpsが240未満:モニターより先にPC強化が正解です
- VALORANTがメイン:プロの多数派同様、240Hz液晶で十分戦えます
- 予算3〜5万円:液晶240Hzのコスパが依然最強です(おすすめ10選)
なお有機ELは焼き付きへの配慮(輝度自動制御など)が必要なパネルです。デスクトップ作業が長い人は各社の焼き付き対策機能を確認してから選んでください。
Sony INZONE M10S(480Hz OLED)YukaF・ImperialHalら2026年更新組の新定番。実売 約11.9万円。ハイエンドPC勢の「最後のアップグレード」に。
よくある質問
Q. 540HzのM10S IIまで待つ/買うべき?
480→540Hzの体感差は小さく、価格差は約4万円。現時点ではM10Sのほうがコスパに優れます。IIは「最高以外いらない」人向けです。
Q. コンソール(PS5)勢にも意味ある?
PS5は120fps上限のため480Hzは活かせません。コンソール勢は120Hz対応の良質な液晶で十分です。
Q. 買ったら設定は何をすればいい?
リフレッシュレートの確認からOD・暗所補正まで、モニター設定完全ガイドで順番に解説しています。
まとめ
2026年のApexシーンは「ZOWIE液晶240Hz時代からINZONE 480Hz OLED時代への移行期」。ただし恩恵を受けられるのはPC性能が伴う人だけです。自分の環境に合う選び方はApex向けモニター特集とALGSプロのデバイス傾向もあわせてどうぞ。





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