G PRO X3 SUPERSTRIKEとX2の違いは?買い替えるべきかと使っているプロ

比較
G PRO X3 SUPERSTRIKE、X2との違い

10月15日発売、公式ストア価格は¥32,450。公式の仕様と海外レビュー、使っているプロの情報から比べました(2026-10-08時点。実機は触っていません)。

59g重量(X2は61g)
135h+バッテリー(X2は約90h)
8kHz有線ポーリング(X2は1kHz)
¥32,450公式ストア価格

ロジクールGの「PRO X3 SUPERSTRIKE」は、2026年2月に出たPRO X2 SUPERSTRIKEの後継です。マウスのクリックにラピッドトリガーを持ち込んだHITS(ハプティック誘導トリガーシステム)はそのままに、チップセット・センサー・バッテリー・重量バランスを更新しています。

クリックの仕組みそのもの(HITS)についてはX2の記事で書いたので、ここではX2との差に絞ります。

X2から買い替えるほどの差はある?

正直、X2を持っているなら急ぐ必要はないと思います。HITSの調整幅(作動点10段階・ラピッドトリガー5段階・ハプティック6段階)はX2と同じで、変わったのはバッテリー、重さと重心、有線時のポーリングレート、センサーの上限です。

海外のレビュー3本(Club386、The Shortcut、ProSettings.net)も評価は高めですが、「X2から買い替えるほどではない」というところは共通していました。これから初めて買うなら話は別で、発売時の価格差は¥3,300。それでバッテリーが約1.5倍になって2g軽くなるなら、X3を選んでいいと思います。

X3・X2・SUPERLIGHT 2cのスペック比較

項目 PRO X3 SUPERSTRIKE PRO X2 SUPERSTRIKE PRO X SUPERLIGHT 2c
重量 59g 61g 51g
サイズ 125×63.5×40mm 125×63.5×40mm 118.4×61.2×38.6mm
センサー HERO 2(最大48,000DPI・930IPS・90G) HERO 2(最大44,000DPI・888IPS・88G) HERO 2(最大44,000DPI・888IPS以上・88G)
ポーリングレート 無線・有線とも最大8kHz 無線8kHz/有線1kHz 最大8kHz
クリック HITS(作動点10段階/RT5段階/ハプティック6段階) HITS(同じ段階数) LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ
バッテリー 135時間以上 約90時間 最大95時間
チップセット NxLOGI(新開発) 公式表記なし —
国内発売日 2026-10-15 2026-02-19 2025-10-09
公式ストア価格(税込) ¥32,450 発売時 ¥29,150 発売時 ¥24,500
出典:ロジクールG公式製品ページ(日本・米国)、PC Watch(2026-09-24/2025-09-18)、GAME Watch(X2発売時)。重量は日本版の公称値で、欧州版のX3は61gと公表されています

X2から変わった点・変わっていない点

変わった点

  • バッテリー:約90時間→135時間以上。新チップセット「NxLOGI」で消費電力を下げたと公式が説明しています。週に20時間遊ぶ人なら、充電の間隔が約4.5週から約6.7週に延びる計算です
  • 重量と重心:61g→59g。あわせて内部の配置を見直し、重心をセンサーの中央寄りにしたとしています
  • 有線時のポーリングレート:1kHz→8kHz。X2は8kHzを無線でしか使えませんでしたが、X3はケーブル接続でも8kHzになります
  • センサーの上限:44,000DPI→48,000DPI、888IPS→930IPS。当サイトが集計したVCT Pacificの43名は全員が400〜1600DPI(800DPIが23名、1600DPIが16名)なので、上限の差が実際のプレイに出る場面はほぼありません

変わっていない点

  • HITSの段階数(作動点10・ラピッドトリガー5・ハプティック6)
  • 外形寸法(125×63.5×40mm)。X2の形が手に合っていた人は、そのままの感覚で移行できます
  • DPI切り替えボタンが本体に無い点も同じです(Club386が欠点として挙げています)

海外レビュー3本の評価

媒体(掲載日) 評価 評価した点 指摘された点
Club386(2026-09-23) 4.5/5 計測した中で最も低いクリック遅延、実測で約100時間のバッテリー、重量バランス 価格、DPIボタンが無い、硬いパッドでソールが早く削れる、X2持ちが買い替えるほどではない
The Shortcut(2026-09-23) 5/5 HITSの完成度、バッテリー約1.5倍、有線8kHz X2より高い、ソールの質はRazer Viper V4 Proに劣る、ホワイトが無い
ProSettings.net(2026-10-06) 4.5/5 X2の完成度をそのまま引き継いだ点 価格、ソールのざらつき、サイドボタンがやや柔らかい、新世代というより改良版
各記事を当サイトが要約したものです。評価は各媒体の表記のまま載せています

不満としてよく挙がっていたのは、値段と付属ソールの弱さです。硬いパッドやガラスパッドだと早く削れるという話なので、そういうパッドを使っている人は替えのソールも見ておいたほうがいいかもしれません。

X3 SUPERSTRIKEを使っているプロ(確認できた7名)

選手 チーム ゲーム 色 出典の更新日
Meteor T1 VALORANT ピンク 2026-10-05
iZu T1 VALORANT ブラック 2026-10-05
invy Paper Rex VALORANT ピンク 2026-10-07
w0nderful Natus Vincere CS2 ピンク 2026-10-07
iM Natus Vincere CS2 ピンク 2026-10-07
Aleksib Natus Vincere CS2 ピンク 2026-10-07
kscerato FURIA CS2 ピンク 2026-10-07
出典:prosettings.net の各選手ページ(当サイト確認日 2026-10-08)。prosettings.net のレビュー記事では使用者16名とされていますが、当サイトが選手ページで個別に確認できたのは上の7名です

VALORANTだと、Champions 2026(上海)のプレイオフに残っているT1とPaper Rexの選手が使っています。T1のiZu選手はそれまでX2 SUPERSTRIKEを、Meteor選手はPRO X SUPERLIGHT 2を使っていました(当サイトのチーム記事・2026-08時点)。オーバーウォッチ2とApex Legendsでは、prosettings.net の一覧で確認した時点(2026-10-08)でX3の使用者は見つかりませんでした。

発売直後は、試合によって前のマウスに戻す選手もいます。Meteor選手のページには「別のマウスを使っていた」というコメントも付いていました。表は各ページの更新日時点の登録内容です。

買うべき人・待つべき人

あなたの状況 おすすめ 理由
X2 SUPERSTRIKEを使っていて不満がない X2を使い続ける HITSの仕組みと段階数は同じ。差はバッテリー・2g・有線8kHz
X2のバッテリー持ちに不満がある/有線で使いたい X3を検討 約90h→135h以上、有線でも8kHz
SUPERLIGHT 2・2cからマウスのラピッドトリガーを試したい X3 発売時価格で比べるとX2との差は¥3,300。ただしSUPERLIGHT 2cより8g重くなる
とにかく軽さを優先したい SUPERLIGHT 2c(51g)など X3は59g。50g台前半が欲しいなら軽量マウスの比較へ
予算を抑えたい 値下がりしたX2 後継の発売で旧モデルの実売が下がる傾向。購入時の価格を確認してください

日本での買い方と価格

10月8日にAmazonを見たところ、2色ともAmazon.co.jpが販売している国内正規品で、予約を受け付けていました。

色 型番 Amazon.co.jpの状態 表示価格
ブラック G-PPD-X3-STRK-MB 予約受付中・出荷元/販売元 Amazon.co.jp ¥29,500(参考価格 ¥32,450)
ピンク G-PPD-X3-STRK-PE 予約受付中・出荷元/販売元 Amazon.co.jp ¥29,500
当サイト確認日 2026-10-08。価格と在庫は変わるため、購入前に商品ページで最新の状態を確認してください。ホワイトは発表されていません

同じ日に発売されるラピッドトリガーキーボード「PRO X2 RAPID」(公式ストア価格 ¥35,750)との組み合わせを考えている人は、PRO X2 RAPIDとWootingの比較も参考にしてください。

よくある質問

Q. X3とX2で形は同じ?

公式の外形寸法はどちらも125×63.5×40mmで同じです。重量が2g軽くなり、重心の位置が変わっています。

Q. 「Magenta Eclipse」と「ピンク」は同じ色?

海外では「Magenta Eclipse」と呼ばれている色が、日本の公式ページでは「ピンク」(型番 G-PPD-X3-STRK-PE)として売られています。prosettings.net の選手ページでは海外名で表記されています。

Q. 48,000DPIは必要?

必要ありません。当サイトが集計したVCT Pacificの43名は全員400〜1600DPIで使っています。上限が上がったことより、バッテリーと有線8kHzのほうが実用上の変化です。プロの設定値はVALORANTプロのDPI・eDPI一覧にまとめています。

Q. 8kHzポーリングは使うべき?

8kHzはCPU負荷が上がり、バッテリーの減りも早くなります。PCの性能とモニターのリフレッシュレートに余裕がある場合に試す設定です。

データの確認方法

  • スペックと価格はロジクールG公式製品ページ(日本/米国)とPC Watch(2026-09-24)によります
  • 使用プロは prosettings.net の各選手ページで1名ずつ確認しました(当サイト確認日 2026-10-08)
  • Amazon.co.jp の価格・販売元は当サイトが商品ページを開いて確認した2026-10-08時点のものです
  • 当サイトは実機を持っていないため、握り心地・クリック感などの使用感は書いていません