マウスの使用率はよく話題になりますが、マウスパッドの使用傾向はあまり集計されていません。そこで当サイトは、VCT Pacific 2026に参戦する全12チームの主力選手について、公開されている機材情報(prosettings.net・2026年7月時点)から使用マウスパッドを30名分集計しました。結果は予想以上に偏っていました。
集計結果:Artisanが53%と一強
| ブランド | 人数 | 割合 | 主なモデル |
|---|---|---|---|
| Artisan(日本) | 16名 | 53% | 零(Zero)系 / 疾風乙 / 飛燕 / Type-99 |
| Pulsar | 7名 | 23% | eS Saturn Pro / Hyperion / シグネチャー |
| X-raypad | 3名 | 10% | Aqua Control+ Wave |
| VAXEE | 2名 | 7% | PD150 / PE |
| その他 | 2名 | 7% | QcK Heavy 等 |
日本ブランドのArtisanが過半数。世界的なマウスシェアはRazerとLogicoolの2強ですが、マウスパッドに関してはアジアのトップシーンを日本製が制しているのが2026年の実態です。
3人に1人が使う「Artisan 零(Zero)」
Artisanの中でも突出しているのが零(Zero)シリーズで、30名中10名(33%)が使用しています。使用者にはMaKo・HYUNMIN(DRX)、something・Meteor(※Ninja FX 零)、Kr1stal(Global Esports)、Xross(Nongshim)ら各チームのエース級が並びます。
零が選ばれる理由はシンプルで、「滑走の初速は軽く、止めたいところでピタッと止まる」バランス型の代表格だからです。タップ撃ちのVALORANTでは「止め」の性能がそのままヘッドショット率に直結します。硬さはXSoft(柔らかめ)を選ぶ選手が目立ちました。
その他のArtisan:疾風乙・飛燕・Type-99
- 疾風乙(Hayate Otsu):Jinggg(Paper Rex)が使用。零よりも滑走寄りで、素早い切り返し重視
- 飛燕(Hien)XSoft:Ivy(Nongshim)、Foxy9(VARREL)。滑りの速さと止めの両立
- Type-99:stax(T1)、xffero(RRQ)、Crws(FULL SENSE)。2025年登場の新シリーズがトップ選手に浸透中
台頭する2ブランド:X-raypadとPulsar
X-raypad Aqua Control+ WaveはBuZz(T1)、Karon・Lakia(Gen.G)と韓国勢に浸透。コントロール系ながら価格がArtisanより手頃で、コスパの良い代替として人気が伸びています。零とWaveの詳しい比較はArtisan 零 vs X-raypad Wave どっちを買う?にまとめました。
PulsarはeS Saturn Proをf0rsakeN・Monyet・PatMen・SugarZ3roらが使用。さらにMeiy(DFM)のガラス製シグネチャーパッド「Meiy Glass」など、選手個人モデルの展開が特徴です。ガラスパッドは滑走が非常に速く、好みが分かれる上級者向けです。
プロの傾向から学ぶ、あなたのパッド選び
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 迷ったら(プロ多数派) | Artisan 零 XSoft | 止め性能とバランスの定番 |
| 切り返し・スピード重視 | 疾風乙 / 飛燕 | 滑走寄りのArtisan |
| コスパ重視 | X-raypad AC+ Wave | プロ品質で価格を抑える |
| ローセンシ・大きく振る | 各シリーズのXLサイズ | 振り向き30cm超でも収まる |
サイズ選びと素材の基礎はエイムが変わるマウスパッドおすすめ12選、VALORANT特化の選び方はVALORANT向けマウスパッド8選で解説しています。パッドの寿命が来たサイン・洗い方はマウスパッドの洗い方と寿命をどうぞ。
よくある質問
Q. プロと同じパッドにすれば上手くなりますか?
直接上手くはなりませんが、マウスパッドは機材の中で最も「感覚の再現性」に効く部品です。プロ多数派=多くの人の手に合いやすい方向性、という意味で参考価値は高いです。
Q. 硬さ(Soft/XSoft/Mid)はどれを選べば?
今回の集計ではXSoft・Softの柔らかめが多数派でした。柔らかいほど「止め」が効き、手首への負担も減ります。初めてなら柔らかめからが無難です。
Q. データの出典は?
各選手のprosettings.net公開ページ(2026年7月参照)を当サイトが個別に確認し集計しました。全チームの詳細はVCT Pacific使用デバイス総まとめにまとめています。
まとめ
VCT Pacificのマウスパッドは「Artisan一強、中でも零が3人に1人」が2026年7月の答えです。マウスに比べて価格差が小さい分、プロ定番に寄せるコストも低め。エイムの土台に投資するなら、まずこの1枚から検討してみてください。





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