Artisanのマウスパッドを買おうとすると必ず突き当たるのが「SOFT・MID・XSOFT、どれを選べばいいのか」問題です。同じ表面生地でも、硬さ(中材のスポンジ)が変わるだけで滑走感は別物になります。この記事では硬さの違いを整理し、当サイトのVCT Pacificプロ集計から見えた「多数派の答え」を紹介します。
結論:迷ったらXSOFT。腕振りメインならSOFT
- XSOFT(超柔らかめ):手首を置いて固定するスタイルに最適。沈み込みで「止め」が強くなる。プロの多数派
- SOFT(柔らかめ):バランス型。腕全体で大きく振るローセンシと相性が良い
- MID(普通〜硬め):沈み込みが少なく初動が軽い。滑走の一貫性重視・ハイセンシ向き
硬さで何が変わるのか:沈み込み=ブレーキ
柔らかいパッドはマウスや手首の重さでわずかに沈み、ソールが生地に食い込みます。これが天然のブレーキになり、エイムを止めたい瞬間にピタッと止まる感覚を生みます。逆に硬いパッドは沈まないぶん初動が軽く、速く動かし続けるトラッキングエイムで一貫性が出ます。
| 項目 | XSOFT | SOFT | MID |
|---|---|---|---|
| 止めやすさ | ◎ | ○ | △ |
| 初動の軽さ | △ | ○ | ◎ |
| 手首の負担 | 小さい | 普通 | やや大きい |
| 向くゲーム | VALORANT等タップ撃ち | 汎用 | Apex等トラッキング |
プロの多数派はXSOFT(当サイト集計)
当サイトがVCT Pacific 2026の主力30名を集計したところ、Artisan使用者16名のうち硬さが確認できた選手はXSOFT・SOFTの柔らかめがほとんどでした(MaKo・HYUNMIN・Kr1stal=零 XSoft、Ivy=飛燕 XSoft、Primmie=零 Softなど)。タップ撃ちが主体のVALORANTでは「止め」への投資が最も費用対効果が高い、というプロの判断が読み取れます。集計の全体像はVCT Pacificプロのマウスパッド事情をご覧ください。
プレイスタイル別の選び方
手首を置いて固定する(ミドル〜ハイセンシ)→ XSOFT
手首の設置点が沈んで安定し、微調整の再現性が上がります。長時間プレイでの手首の痛み対策にもなります。
腕全体で大きく振る(ローセンシ)→ SOFT
XSOFTだと腕の重さで沈みすぎて引っかかりを感じることがあります。適度な沈みのSOFTが振り抜きと止めのバランス点です。
トラッキング主体・滑走の一貫性重視 → MID
沈み込みによる抵抗変化が少なく、どの速度域でも同じ滑りが得られます。Apexのレレレ撃ちながらのトラッキングとの相性は良好です。
硬さ選びのよくある失敗
- 「柔らかい=初心者向け」という誤解:硬さは実力ではなくスタイルで選ぶものです。プロの多数派こそXSOFTです
- 重いマウスでXSOFT:80g超のマウスだと沈みすぎることがあります。軽量マウス(60g以下の軽量マウス)との組み合わせが基本です
- ソールが薄いままパッドだけ交換:柔らかいパッドはソールのエッジが食い込みやすく、摩耗したソールだと引っかかります。マウスソールの交換もセットで検討を
硬さ展開のある定番パッド
硬さ展開はありませんが、価格を抑えたコントロール系ならX-raypad Waveとの比較記事も参考にしてください。パッド全体の選び方はマウスパッドおすすめ12選にまとめています。
よくある質問
Q. XSOFTはすぐへたりませんか?
柔らかい中材は硬いものよりへたりは早めですが、通常使用で1年前後は実用範囲です。滑走が変わったと感じたら交換時期です(寿命の見分け方)。
Q. ガラスパッドに硬さの概念はある?
ガラスは沈み込みゼロの「超MID」的存在です。止めはソールと手の摩擦だけで作るため上級者向けです。
Q. 同じXSOFTなら零も飛燕も同じ感覚?
中材が同じでも表面生地で滑走は変わります。飛燕は零より滑走寄りです。「表面で速さを、硬さで止めを決める」と整理すると選びやすくなります。
まとめ
硬さ選びは「手首固定ならXSOFT、腕振りならSOFT、トラッキング特化ならMID」。プロ多数派のXSOFTを基準に、自分の持ち方とセンシから外れる分だけ調整するのが失敗しない選び方です。





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