Artisan 零 vs X-raypad Wave どっちを買う?プロ使用率1位と2位を徹底比較【2026年】

比較

当サイトがVCT Pacific主力30名を集計した結果、マウスパッド使用率の1位はArtisan 零(10名)、コントロール系の対抗馬がX-raypad Aqua Control+ Wave(3名)でした。どちらも「止めやすさ」を武器にするコントロール寄りの布パッド。この記事では実売価格・滑走感・耐久性・入手性の4点で比較し、どっちを買うべきかを結論から解説します。

結論:迷ったら零。予算重視・大判ならWave

Artisan 零 FX X-raypad AC+ Wave
プロ使用(当サイト集計) 10/30名(MaKo・HYUNMINら) 3/30名(BuZz・Karon・Lakia)
実売価格 L 約5〜 / XL 約8〜 XL 約3,900〜4
滑走感 初速軽い・ピタ止め ややスピード寄りのコントロール
サイズ展開 M/L/XL+硬度3種 XL/XXL中心・デザイン多数
製造 日本製 中国製(国内正規流通あり)
※価格は2026年7月時点の実売(価格.com調べ)。変動します。
  • Artisan 零:止め最優先・硬度やサイズを自分の環境に細かく合わせたい人。プロ多数派と同じ感覚が欲しい人
  • X-raypad Wave:4,000円前後で抑えたい人。XLサイズを安く使いたいローセンシの人

比較①価格:XLで比べると約2倍の差

Lサイズ同士なら差は小さいですが、XLサイズではWaveが零のおよそ半額になります。デスク全面を覆うローセンシ勢にとって、この差は無視できません。「まずコントロール系の大判を試したい」ならWaveのコスパは圧倒的です。

比較②滑走感:「止めの零」vs「走るWave」

零は初速が軽く出て、狙った位置でピタッと止まるのが最大の特徴。タップ撃ち中心のVALORANTでプロ使用が集中する理由です。一方Waveは表面がアムンゼン織りで、コントロール系の中では滑走が伸びるタイプ。トラッキングエイム(Apexなど)との相性も良好です。

ゲーム別の目安としては、VALORANT中心なら零、Apexと兼用ならWaveという選び方が実態に合っています。

比較③硬度とセッティングの自由度

零にはSOFT/MID/XSOFTの3硬度があり、プロはXSOFT(柔らかめ)が多数派。手首を沈めて固定するスタイルと相性が良いためです。Waveは硬度選択こそないものの、Night/Storm/Oceanなどデザインバリエーションが豊富で、XXL(900×400mm)まで選べます。

比較④入手性と耐久性

零は人気カラー・人気硬度が品切れしやすいのが難点(再入荷待ちが発生しがち)。Waveは国内正規流通が安定しており、Amazonや家電量販店系ショップで買いやすい状況です。耐久面はどちらも布パッドとして標準的で、毛羽立ちや滑走の劣化を感じたら交換時期。目安や洗い方はマウスパッドの洗い方と寿命で解説しています。

購入リンク

Artisan 零 FX XSOFT(プロ多数派の定番)L実売 約5〜。VCT Pacific使用率1位。迷ったらこれのXSOFTです。

X-raypad Aqua Control+ Wave(コスパの大判)XL実売 約3〜。BuZz・Karonら韓国トップ選手が使用。ローセンシに。

パッドを買い替えても消えない「止まらなさ」
零とWaveでは止め感が明確に違いますが、時間帯によって当たり方が変わる場合はパッドの問題ではありません。XLで数千円を比べる前に、そちらを潰すほうが安上がりです。
時間帯で速度が落ちない回線を選ぶ

よくある質問

Q. ガラスパッドとどっちがいい?

ガラス(Meiy Glassなど)は滑走が非常に速い上級者向けです。布のコントロール系から入り、物足りなくなったら検討で十分です。

Q. 零のSOFTとXSOFTで迷います

手首を置いて固定するスタイルならXSOFT、腕全体で振るならSOFTが目安。プロの多数派はXSOFTです。

Q. プロ使用率のデータはどこから?

当サイトがVCT Pacific 2026主力30名の公開機材情報(prosettings.net・2026年7月参照)を個別確認した集計です。詳細はVCT Pacificプロのマウスパッド事情をご覧ください。

まとめ

「止め」と再現性の零、価格と大判のWave。どちらもプロシーンで実績のあるコントロール系なので、外れはありません。マウス側も見直すならVALORANTプロ使用マウスTOP10、パッド全体の選び方はマウスパッドおすすめ12選もどうぞ。

先に決めるべきはサイズ(横幅)

滑走感の好みより先に決まるのがサイズです。ここを外すと、どちらを買っても振り切る前に端に当たってエイムが物理的に成立しません

振り向き(180°) 必要な横幅 該当サイズ
〜15cm 30cm程度 M
15〜25cm 40cm以上 L(約42×33cm)
25〜40cm 45cm以上 XL(約49×42cm)
40cm〜 50cm以上 XXL
※自分の振り向きは感度変換ツールで計算できます。

プロの多数派は振り向き25〜40cmのローセンシ帯なので、実質XLが前提になります。ここでXL同士を比べると、WaveのXLは零のXLのおよそ半額で、価格差が明確に出ます。

使い始めの変化と寿命

布パッドは買った直後が最終形ではありません。表面の毛羽が寝ることで、使い込むほど滑りが軽くなっていきます。

  • :新品時が最も止まり、数週間で落ち着きます。「最初が重い」と感じても、すぐ判断しないでください
  • Wave:もともと軽い部類なので変化幅は小さく、初期の印象がほぼ最終形です
  • 寿命のサイン:中央だけ滑りが変わる/マウスソールの音が変わる/拭いても戻らない、が交換の目安です

どちらも洗って滑走感を戻せます(ぬるま湯・中性洗剤・陰干し)。数千円のパッドを1年おきに買い替えるより、まず洗うほうが合理的なケースは多いです(洗い方と寿命の見極め)。

どちらもピンとこなかった場合の第三の選択肢

零とWaveは「止める」と「走る」の両極にあります。中間が欲しい場合は別の製品のほうが早いです。

製品 性格
Pulsar eS Saturn Pro 止めと走りの中間。バランス型
SteelSeries QcK Heavy 厚手で沈み込みが大きい定番
VAXEE PA コントロール寄りで安価
Artisan 飛燕 零より軽く走る同社製
※2026年7月時点の実売価格(税込)。

同じArtisanでも「飛燕」は零よりはっきり走ります。「零は好きだが少し重い」なら、他社に移る前にこちらを試すほうが失敗しません。硬さの考え方はマウスパッドの硬さの選び方にまとめています。

Q. 零とWaveを両方持つ意味はありますか?

あります。パッドは消耗品なので、洗って乾かす間の予備が要るためです。ただし性格が違いすぎるものを日替わりで使うとエイムの再現性が落ちるので、本命と同傾向のものを予備にするのが定石です。

Q. ハードパッドやガラスパッドは候補になりませんか?

滑走は圧倒的に軽くなりますが、止めが効かないため、ローセンシの微調整とは相性が悪いです。またソールの摩耗が早く、コストが積み上がります。競技系のプロで主流にならないのはこの理由です。