PS5でラグい・パーティに繋がらない・マッチングが不安定——これらの原因は本体設定・接続方法・回線のどこかにあります。効果の大きい順に切り分けていきましょう。
最優先:有線LAN接続にする
PS5でラグを減らす方法として最も効果が大きく、費用も数百円で済むのが有線化です。Wi-Fiは平均Pingが良好でも、瞬間的な揺れ(ジッター)が撃ち合いの瞬間に出ることがあります。
有線接続の手順
- ①LANケーブルをPS5背面のLANポートとルーターに接続(ケーブルはCAT6Aを推奨)
- ②設定 → ネットワーク → 設定 → インターネット接続を設定を開く
- ③「LANケーブルを使う」を選択し、案内に従って接続
- ④設定 → ネットワーク → 接続状況 → 接続テストで速度とNATタイプを確認
ルーターが遠くて配線できない場合は、長いLANケーブルを壁沿いに這わせる方法が最も確実です。中継機やメッシュを挟むより結果が安定します。
NATタイプを改善する
接続テストに表示されるNATタイプは、他プレイヤーとの通信のしやすさを示します。
| NATタイプ | 状態 | 影響 |
|---|---|---|
| タイプ1 | 制限なし(ルーターを介さない直結) | 最も接続しやすい |
| タイプ2 | ルーター経由の標準的な状態 | ここを目指せば十分 |
| タイプ3 | 制限あり | パーティ接続やマッチングに支障が出やすい |
タイプ3から2に改善する方法
- ①ルーターのUPnPを有効にする:最も簡単で効果的。ルーターの管理画面(ブラウザから192.168.1.1等)で設定できます
- ②二重ルーターを解消する:ONU(回線終端装置)とルーターが両方ルーター機能を持っていると通信が二重に変換され、NATタイプが悪化します。どちらかをブリッジモードにします
- ③DMZまたはポート開放:UPnPで解決しない場合、PS5のIPアドレスを固定してDMZに設定する方法があります(セキュリティ面を理解した上で行ってください)
- ④ルーターを再起動:一時的な不調ならこれだけで戻ることもあります
無線のまま改善したい場合
- 5GHz帯に接続する:SSID末尾が「-A」「5G」の方を選択。2.4GHzは干渉が多く不利です
- PS5とルーターの間の障害物を減らす:5GHzは壁に弱いため、同じ部屋か見通しの良い位置が理想です
- ルーターの位置を上げる:床置きは電波が届きにくくなります
詳しい無線の改善手順はWiFiでゲームはあり?7つの設定にまとめています。
それでも直らない場合の切り分け
- 夜だけ遅い→ 回線の混雑。接続方式(IPoE)と回線自体の見直しへ(切り分け手順)
- 特定のゲームだけ遅い→ サーバー地域の設定やゲーム側の障害を確認
- マンションで常に遅い→ 建物の配線方式が原因の可能性(VDSL方式の確認方法)
- すべてのデバイスで遅い→ 回線側の問題。乗り換えを検討(ゲーム用光回線7選)
PS5の映像設定も確認する
「ラグい」と感じる原因が回線ではなく表示遅延のこともあります。テレビやモニター側のゲームモードをONにするだけで、遅延が数十ms改善する機種もあります。120Hz出力にはHDMI 2.1対応モニターが必要です(モニター設定ガイド)。
よくある質問
Q. PS5のLANポートは何Gbps対応ですか?
PS5の有線LANはギガビット対応です。ゲームに必要な帯域は数十Mbps程度なので、これで十分すぎる性能です。速度よりPingの安定を優先してください。
Q. NATタイプ1にすべきですか?
タイプ1はPS5をONUに直結する構成が必要で、セキュリティ面や他機器との共存を考えると現実的ではありません。タイプ2で全く問題ありません。
Q. コントローラーの遅延も関係しますか?
Bluetooth接続のDualSenseはUSB有線接続にすると入力遅延が減ります。競技志向なら有線がおすすめです(コントローラー比較)。
Q. 通信診断の「速度」はどのくらい必要?
下り30Mbpsもあればオンライン対戦は快適に動きます。ダウンロードを速くしたい場合のみ、より高速な回線が意味を持ちます。
まとめ
PS5のラグ対策は「有線化 → NATタイプ2の確認 → 回線側の切り分け」の順が最短です。有線化は数百円で最大の効果が得られるので、まずここから着手してください。





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