【2025年最新】コスパ最強ゲーミングマウスおすすめ10選!

コスパ最強のゲーミングマウス選びで迷っていませんか?

本記事では、単に安いだけでなく、センサー性能や軽さ、形状といった実用性をプロが徹底比較し、本当におすすめできるモデルをランキング形式でご紹介します。

結論として、総合力で選ぶならLogicool G G304が最適です。

5000円以下の格安モデルから高性能ワイヤレスまで、あなたのプレイスタイルに合う最適な一台が必ず見つかります。

コスパ最強ゲーミングマウス総合ランキング

「とにかく安くて高性能なゲーミングマウスが知りたい!」という方のために、本記事で紹介する製品の中から、特にコストパフォーマンスに優れたモデルを総合ランキング形式でご紹介します。

価格と性能のバランスを徹底的に調査し、FPSからMMOまで幅広いジャンルで活躍できるモデルを厳選しました。

初めてのゲーミングマウス選びで迷っている方も、ぜひこのランキングを参考に、自分にぴったりの一台を見つけてください。

1位 Logicool G G304

ワイヤレスゲーミングマウスの常識を覆した、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るモデルが「Logicool G G304」です。

最大の特徴は、ロジクール独自のワイヤレス技術「LIGHTSPEED」を搭載している点。

これにより、有線マウスと遜色ない1msのレポートレート(応答速度)を実現しており、ワイヤレス特有の遅延を全く感じさせません。

さらに、フラッグシップモデルにも採用されている高性能「HEROセンサー」を搭載し、最大12,000DPIという高い精度を誇ります。

電源は単三乾電池1本で約250時間という驚異的なバッテリー寿命を実現しており、充電の手間がないのも嬉しいポイントです。

99gと軽量で、癖のない左右対称の形状は、つかみ持ちやかぶせ持ちなど、様々な持ち方に対応可能。

これだけの性能を5,000円前後という価格で実現していることから、ワイヤレスゲーミングマウス入門の決定版として、堂々の1位にランクインしました。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (LIGHTSPEED)99g (単三電池込み)HERO12,000約5,000円

2位 Razer Viper Mini

「Razer Viper Mini」は、61gという驚異的な軽さとコンパクトな形状が特徴の有線ゲーミングマウスです。

手の小さい方や、マウスを指先で素早く動かす「つまみ持ち」「つかみ持ち」スタイルのプレイヤーに絶大な支持を得ています。

小さく軽いだけでなく、Razer独自の光学式マウススイッチを搭載。物理的な接点を持たないため、一般的なメカニカルスイッチよりも高速な入力と高い耐久性を実現し、チャタリング(意図しない二重クリック)のリスクもありません。

ケーブルには、非常に柔らかく抵抗の少ない「Speedflexケーブル」が採用されており、有線ながらもワイヤレスに近い操作感を得られます。

5,000円以下という低価格帯でありながら、高い基本性能と操作性を両立しており、特に素早いエイムが求められるFPSゲームにおいて、大きなアドバンテージとなるでしょう。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
有線61gオプティカル8,500約4,000円

3位 SteelSeries Rival 3

「SteelSeries Rival 3」は、堅実な作りとバランスの取れた性能で人気の有線ゲーミングマウスです。

独自開発の「TrueMove Coreセンサー」は、最大8,500CPIに対応し、安定した正確なトラッキング性能を発揮します。

左右対称のエルゴノミックデザインは、多くの人の手に馴染みやすく、長時間のプレイでも疲れにくいのが特徴です。

また、6,000万回のクリック耐久性を誇るメカニカルスイッチを搭載しており、安心して長く使用できます。

3ゾーンに分かれたRGBイルミネーションは、専用ソフトウェア「SteelSeries Engine」で細かくカスタマイズ可能で、デスク環境を華やかに彩ります。

77gという軽量設計も魅力で、5,000円以下で手に入るモデルとしては非常に完成度が高く、ゲーミングマウスの基本をしっかり押さえた優等生と言える存在です。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
有線77gTrueMove Core8,500約4,500円

4位 Pulsar X2V2

近年、eスポーツシーンで急速にシェアを伸ばしている韓国のブランド「Pulsar」の主力モデルが「X2V2」です。

約54gという超軽量設計でありながら、内部構造の見直しにより高い剛性を実現。

激しい操作でもきしみやたわみを感じさせません。センサーには、現行最高クラスの性能を誇るPixArt社の「PAW3395」を搭載し、最大26,000DPIという驚異的な解像度を誇ります。

また、別売りの4Kドングルを使用することで、最大4,000Hzのポーリングレートに対応。

より滑らかで遅延の少ないカーソル操作が可能になります。光学式スイッチの採用や、防塵性に優れたホイールエンコーダーなど、細部までこだわり抜かれた設計が魅力です。

1万円を超える価格帯ですが、その性能を考えればコストパフォーマンスは非常に高く、競技レベルでのプレイを目指すユーザーにおすすめの一台です。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (2.4GHz)約54gPixArt PAW339526,000約13,000円

5位 Logicool G PRO X SUPERLIGHT

多くのプロゲーマーが愛用し、eスポーツの大会で圧倒的な使用率を誇る、まさに「勝利のためのマウス」が「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」です。

63g未満という驚異的な軽さを、本体に穴を開けることなく実現。

安定したグリップ感と優れた剛性を両立しています。

ロジクール史上最高性能を誇る「HERO 25Kセンサー」は、サブミクロンレベルの精度でのトラッキングを可能にし、プレイヤーの意図を寸分の狂いなくゲーム内に反映させます。

左右対称のシンプルな形状は、どんな持ち方にもフィットしやすく、長時間の使用でも疲れにくいように設計されています。

価格はハイエンドクラスですが、その圧倒的な性能と信頼性、そして数々のプロプレイヤーが証明する実績は、価格以上の価値があると言えるでしょう。

「本気で勝ちたい」と願うすべてのプレイヤーにとって、最高の選択肢の一つです。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (LIGHTSPEED)63g未満HERO 25K25,600約16,000円

6位 Endgame Gear OP1we

ドイツの気鋭ブランド「Endgame Gear」が、特につかみ持ち・つまみ持ちに特化して設計したワイヤレスマウスが「OP1we」です。

XMシリーズよりも一回り小さいスリムな形状と、指の自由度を高めるフラットな側面が特徴で、細やかなマウスコントロールを可能にします。

重量約58.5gの軽量設計ながら、堅牢なビルドクオリティは健在です。

センサーには信頼性の高い「PixArt PAW3370」を、メインスイッチにはメカニカルのようなクリック感を持ちつつ高速応答を実現した「Kailh GO光学式スイッチ」を搭載。

価格を抑えながらも、競技シーンで求められるスペックを過不足なく盛り込んでいます。

特定のプレイスタイルに深く刺さる尖った性能を持ち、自分の持ち方に合うマウスを探している中級者以上のプレイヤーにとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (2.4GHz)約58.5gPixArt PAW337019,000約10,000円

7位 Razer DeathAdder V2

「Razer DeathAdder」シリーズは、世界で1,500万台以上の販売実績を誇る、ゲーミングマウスの歴史を語る上で欠かせない存在です。

「DeathAdder V2」は、長年愛されてきた人間工学に基づいた右手用のエルゴノミクス形状を継承。

特に、手のひら全体でマウスを包み込む「かぶせ持ち」において、最高のフィット感を提供します。

センサーは高性能な「Razer Focus+ オプティカルセンサー」に、スイッチは高速・高耐久な「Razer オプティカルマウススイッチ」へとアップグレードされており、クラシックな形状ながら中身は最新鋭です。

約82gという重量は最新の軽量マウスと比較するとやや重めですが、その分、安定したエイムが可能です。

伝統と革新が融合したこのモデルは、変わらない安心感を求めるプレイヤーにとって、今なお最高の選択肢の一つであり続けます。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
有線82gRazer Focus+20,000約7,000円

8位 Logicool G G203

「Logicool G G203」は、3,000円台から購入可能な、驚異的なコストパフォーマンスを誇る有線ゲーミングマウスです。

ランキング1位のG304とほぼ同形状のデザインを採用しており、多くの人にフィットしやすいクラシックな形状が特徴です。

最大8,000DPIに対応するゲーミンググレードのセンサーを搭載し、ゲームプレイに十分な精度を確保しています。

専用ソフトウェア「Logicool G HUB」を使用すれば、約1,680万色から選べる「LIGHTSYNC RGB」のライティング効果や、6個のプログラム可能なボタンのカスタマイズが可能です。

これからPCゲームを始める初心者の方や、とにかくコストを抑えたい方にとって、これ以上ないほど最適な入門機と言えるでしょう。

安価でありながら、ゲーミングマウスとしての基本性能とカスタマイズ性をしっかりと備えた、まさに「コスパ最強」を体現する一台です。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
有線85gゲーミンググレード8,000約3,500円

9位 ZOWIE EC2-CW

「ZOWIE」は、多くのeスポーツプレイヤーから絶大な信頼を得ているブランドです。

その中でも「EC」シリーズは、かぶせ持ちに最適なエルゴノミクス形状の定番として知られています。

「EC2-CW」は、その人気モデルを待望のワイヤレス化した製品です。

ZOWIE製品の最大の特徴は、ソフトウェアを一切必要としない「プラグアンドプレイ」設計。

DPIやポーリングレートといった設定は、すべてマウス本体底面のボタンで完結します。

これは、大会など普段と違う環境でも、いつも通りの設定で即座にプレイできるという競技シーンを意識した仕様です。

また、付属の「エンハンストワイヤレスレシーバー」は、充電スタンドとしての機能も兼ね備えており、安定した接続と利便性を両立しています。

価格は高価ですが、その唯一無二の形状と、プロが求める信頼性と安定性は、本気で上を目指すプレイヤーにとって大きな魅力となるでしょう。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (2.4GHz)約77g33703,200約20,000円

10位 VAXEE XE Wireless

「VAXEE」は、ZOWIEの創設メンバーが新たに立ち上げたブランドで、競技シーンでのパフォーマンスを最優先に考えた製品開発を行っています。

「XE Wireless」は、同ブランド初の左右対称ワイヤレスマウスです。

シンプルながらも、あらゆる持ち方に対応できるよう計算された独自の形状が特徴。

センサーには高性能な「PAW3395」を搭載し、極めて正確なトラッキングを実現します。

ZOWIEと同様にドライバーレス設計を採用しており、マウス本体でDPI、ポーリングレート、クリックの応答速度まで細かく設定可能です。

さらに、パフォーマンスを向上させる「ハイスピードモード」や、2台のPCで1つのマウスをシームレスに切り替えられる「デュアル接続(別途レシーバーが必要)」といったユニークな機能も搭載しています。 ビルドクオリティも非常に高く、質実剛健な作りはまさにプロ仕様。

価格以上の満足感が得られる、こだわりの強いユーザーにおすすめのモデルです。

接続方式重量センサー最大DPI価格目安
ワイヤレス (2.4GHz)約68gPixArt PAW33953,200約15,000円

【価格帯別】おすすめのコスパ最強ゲーミングマウス

ゲーミングマウスの価格は数千円のものから2万円を超えるものまで幅広く存在します。

ここでは、特にコストパフォーマンスに優れた製品が見つかりやすい「5000円以下」と「1万円以下」の2つの価格帯に分けて、おすすめのモデルを紹介します。

予算に合わせて最適な一台を見つけましょう。

初めてゲーミングマウスを購入する方や、まずは基本的な性能の製品を試してみたいという方は5000円以下のモデルから選ぶのがおすすめです。

一方、ワイヤレス接続やより高性能なセンサー、軽量性を求めるなら、1万円以下の価格帯にまで選択肢を広げることで、満足度の高い製品に出会える可能性が格段に上がります。

5000円以下で選ぶゲーミングマウスおすすめモデル

この価格帯は、国内外の人気メーカーがエントリーモデルとして非常に競争力のある製品を投入している激戦区です。

有線接続が中心となりますが、中には高性能なワイヤレスマウスも存在します。

基本的な性能は十分に備わっており、「とりあえずゲーミングマウスを試してみたい」という初心者の方や、サブ機を探している方に最適な選択肢が見つかります。

Logicool G G304

5000円以下の価格帯でワイヤレスマウスを探しているなら、まず候補に挙がるのがこの「G304」です。

ロジクール独自の「LIGHTSPEED」ワイヤレステクノロジーにより、有線マウスに匹敵する低遅延と安定性を実現しています。

単三電池1本で最大250時間という長時間駆動も魅力で、電池交換の手間が少ないのも嬉しいポイント。

比較的小型で左右対称の形状は、つかみ持ちやつまみ持ちに適しています。

Razer Viper Mini

FPSプレイヤーを中心に絶大な人気を誇る小型・軽量マウスです。

本体重量わずか61gという軽さで、素早いマウス操作を可能にします。

Razer独自の光学式マウススイッチは、物理的な接点がないため入力遅延が極めて少なく、耐久性にも優れています。

手の小さな方や、つまみ持ち・つかみ持ちでマウスを繊細にコントロールしたいプレイヤーにとって、最高の選択肢の一つとなるでしょう。

SteelSeries Rival 3

堅実な性能と美しいライティング機能を両立したモデルです。

TrueMove Coreセンサーを搭載し、価格を抑えながらも正確なトラッキング性能を確保しています。

本体の3ゾーンに配置されたRGBイルミネーションは、専用ソフトウェアで自由にカスタマイズ可能。

性能だけでなく、デスク周りの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

比較的フラットな形状で、さまざまな持ち方に対応しやすいのも特徴です。

Logicool G G203

ゲーミングマウスの定番として長年人気を保ち続けている有線モデルです。

シンプルで癖のない形状は多くの人の手に馴染みやすく、初めてゲーミングマウスを使う人でも違和感なく操作できます。

8,000DPIのセンサーとプログラム可能な6個のボタンを備え、ゲームプレイに必要な基本性能をしっかりと満たしています。

カラーバリエーションが豊富なため、自分のデバイス環境に合わせて色を選べるのも魅力です。

1万円以下で選ぶ高性能なゲーミングマウス

予算を1万円まで広げると、選択肢は一気に多様になります。

最新の高性能センサーを搭載したモデルや、70gを切るような超軽量ワイヤレスマウスなど、各メーカーの主力モデルが視野に入ってきます。

より本格的にゲームに勝ちたい、ケーブルの煩わしさから解放されたい、と考えているなら、この価格帯の製品を検討する価値は十分にあります。

Pulsar X2V2

近年、eスポーツシーンで急速にシェアを伸ばしているPulsarの主力モデルです。

無駄を削ぎ落とした超軽量設計と、最新の高性能センサー「PAW3395」が特徴。

左右対称形状で、特にマウス後部が絞られているため、つかみ持ちやつまみ持ちでの操作性に優れています。

クリック感やホイールの品質にも定評があり、ビルドクオリティの高さが光る一台です。

Endgame Gear OP1we

つまみ持ちに特化した形状で、一部のコアゲーマーから熱狂的な支持を集めるワイヤレスマウスです。

メインスイッチには応答速度に優れた光学式の「Kailh GO Optical Switch」を採用。

コンペティティブなFPS/TPSタイトルで、一瞬の反応速度が勝敗を分ける場面で強力な武器となります。

本体のコーティングにもこだわっており、ドライな状態でもしっかりとグリップできるのが特徴です。

Razer DeathAdder V2

「かぶせ持ち」の定番として、長年にわたり世界中のゲーマーに愛されてきたエルゴノミクス(人間工学)形状のマウスです。

右利き用に設計されたその独特な形状は、一度使うと手放せなくなるほどのフィット感を生み出します。

第2世代のRazerオプティカルマウススイッチと高性能な「Razer Focus+」センサーを搭載し、クラシックな形状ながら中身は最新スペックにアップデートされています。

VAXEE XE Wireless

プロゲーマーの使用実績も豊富なVAXEEが手掛けるワイヤレスマウスです。

競技シーンでの使用を想定し、徹底的にチューニングされた安定性の高いワイヤレス接続が最大の特徴。

左右対称の中型サイズで、どんな持ち方にもフィットしやすい汎用性の高い形状をしています。

ドライバーソフトウェアが不要で、本体のボタンだけでDPIやポーリングレートを調整できる点も、設定の手間を嫌うプレイヤーから高く評価されています。

失敗しないコス-パ最強ゲーミングマウスの選び方

「コスパが良いゲーミングマウスが欲しいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?

安くても性能が低いマウスを選んでしまうと、ゲームで本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、すぐに買い替えることになったりして、結果的に損をしてしまうこともあります。

この章では、あなたにぴったりの一台を見つけるために、ゲーミングマウス選びで失敗しないための重要なポイントを詳しく解説します。

接続方式で選ぶ 有線と無線の違い

ゲーミングマウスの接続方式は、大きく分けて「有線」と「無線(ワイヤレス)」の2種類があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分のプレイスタイルや環境に合わせて選ぶことが重要です。

かつては「ゲーミングマウスなら有線一択」と言われていましたが、近年の無線技術の進化により、その差はほとんどなくなってきています。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

接続方式メリットデメリットこんな人におすすめ
有線充電不要でバッテリー切れの心配がない 通信が安定しており、遅延や干渉のリスクが極めて低い 同程度の性能なら無線モデルより安価な傾向があるケーブルが操作の邪魔になることがある デスク周りがごちゃごちゃしやすい少しでも遅延のリスクを減らしたい競技志向のプレイヤー 充電の手間を省きたい方 予算を抑えたい方
無線 (ワイヤレス)ケーブルがなく、取り回しが非常に快適 デスク周りがすっきりする 持ち運びにも便利定期的な充電や電池交換が必要 有線モデルに比べて価格が高くなる傾向がある ごくまれに電波干渉による遅延の可能性があるケーブルの煩わしさから解放されたい方 デスク周りをシンプルに保ちたい方 マウスを大きく動かすプレイスタイルの方

最近の無線ゲーミングマウスは、「Logicool G」のLIGHTSPEED技術のように、有線と遜色ないほどの低遅延を実現しているモデルがほとんどです。

プロゲーマーでも無線モデルを使用する選手が増えており、快適性を重視するなら無線、絶対的な安定性とコストを重視するなら有線、という視点で選ぶと良いでしょう。

形状と持ち方で選ぶ 手へのフィット感が最重要

ゲーミングマウスを選ぶ上で、スペック以上に重要とも言えるのが「形状」と「自分の手の大きさや持ち方との相性」です。

手に合わないマウスを長時間使用すると、疲れや痛みの原因になるだけでなく、精密な操作の妨げにもなります。

マウスの持ち方は、大きく分けて「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3種類があります。

自分がどのタイプに近いかを知り、それに合った形状のマウスを選ぶことが、パフォーマンス向上のための第一歩です。

かぶせ持ち

手のひら全体をマウスに覆いかぶせるようにして持つスタイルです。

指や手首への負担が少なく、安定感があるため、長時間のプレイでも疲れにくいのが特徴です。

手首や腕全体を使ってマウスを大きく動かす操作(ローセンシ)に向いています。

比較的手が大きい人や、左右非対称で手のひらにフィットしやすいエルゴノミクス形状のマウスと相性が良いです。

つかみ持ち

指先と、手のひらの付け根あたりでマウスを掴むように持つスタイルです。

かぶせ持ちとつまみ持ちの中間的な持ち方で、安定性と操作の俊敏性を両立できるバランスの良さが特徴です。

FPSなど、素早い視点移動と正確なエイムの両方が求められるゲームで多くのプレイヤーに採用されています。

左右対称・非対称を問わず、幅広い形状のマウスに対応できます。

つまみ持ち

指先のみでマウスをつまむようにして持つスタイルです。

手のひらはマウスに触れず、手首を支点にして非常に細かい操作が可能です。

指先の繊細な動きでマウスをコントロールするため、高精度な操作が求められる場面で力を発揮します。

この持ち方の場合、マウス本体が小さく軽量であるほど操作しやすくなります。

重さで選ぶ FPSなら軽量マウスが有利

マウスの重量は、操作性に直結する重要な要素です。

特に、素早い視点移動や正確なエイムが求められるFPS/TPSゲームでは、軽いマウスの方が有利とされています。

一般的に80g以下のモデルは「軽量マウス」と呼ばれ、少ない力で素早くマウスを動かせるため、長時間のプレイでも腕や手首への負担を軽減できるメリットがあります。

ただし、軽ければ軽いほど良いというわけではありません。

軽すぎると逆にエイムが安定しないと感じる人もいるため、最終的には個人の好みになります。

最近では、60gを下回る「超軽量」モデルも人気を集めていますが、まずは70g~90g程度を目安に、自分のプレイスタイルに合った重さを見つけるのがおすすめです。

中には、付属のウェイトで重さを調整できるモデルもあります。

センサー性能で選ぶ DPIとポーリングレート

ゲーミングマウスの心臓部とも言えるのが、動きを読み取る「センサー」です。

センサーの性能は、カーソルの精度や応答速度に大きく影響します。

特に重要な指標が「DPI」と「ポーリングレート」です。

指標内容目安
DPI (Dots Per Inch)マウスを1インチ動かしたときに、画面上でマウスポインターが何ドット移動するかを示す数値です。
数値が高いほど、少しの動きでカーソルが大きく動く「ハイセンシ」になります。
ただし、DPIが高ければ性能が良いというわけではなく、自分に合った感度に設定することが最も重要です。
多くのゲーミングマウスは400~16000DPI以上の範囲で調整可能です。
プロゲーマーの多くは400~1600DPIの範囲で使用しており、まずはこの範囲で自分に合う設定を探すのがおすすめです。
ポーリングレート (レポートレート)マウスがパソコンに情報を送信する頻度を示す数値で、単位はHz(ヘルツ)で表されます。
例えば1000Hzなら、1秒間に1000回情報を送信していることになります。
この数値が高いほど、カーソルの動きがより滑らかに画面に反映されます。
現在のゲーミングマウスでは1000Hzが標準的です。
これより低いと動きのカクつきを感じる可能性があるため、1000Hzに対応したモデルを選びましょう。
最近では、さらに高い4000Hzや8000Hzに対応したモデルも登場しています。

その他にも、マウスを持ち上げた際にセンサーが反応しなくなる距離を示す「リフトオフディスタンス(LOD)」 や、マウスを高速で動かした際の追従性能を示す「IPS」 といった指標もありますが、最近のゲーミングマウスであれば、これらの性能は実用上十分なレベルに達しているモデルがほとんどです。

まずはDPIとポーリングレートの2つを基本として押さえておきましょう。

人気メーカーの特徴から選ぶ

どのメーカーのマウスを選べば良いか迷ったら、人気メーカーの特徴から選んでみるのも一つの方法です。各社それぞれに強みや特色があります。

メーカー特徴
Logicool (ロジクール)ゲーミングデバイスの最大手。
「Gシリーズ」として初心者向けからプロ向けの「PROシリーズ」まで幅広いラインナップを展開。
独自のワイヤレス技術「LIGHTSPEED」や高性能センサー「HERO」が高く評価されており、信頼性と性能を両立しています。
Razer (レイザー)緑色のロゴが象徴的な、世界中のゲーマーに支持される人気メーカー。
高性能なセンサーや独自開発の光学式スイッチを搭載し、特にeスポーツシーンで高い評価を得ています。
シャープでスタイリッシュなデザインも魅力の一つです。
SteelSeries (スティールシリーズ)デンマーク発のゲーミングデバイス専門メーカー。
プロゲーマーとの共同開発を積極的に行っており、特にFPSプレイヤー向けの製品に定評があります。
シンプルで洗練されたデザインと、実用性を重視した堅実な作りが特徴です。
ZOWIE (ゾーイ)BenQが展開するeスポーツ向けデバイスブランド。
ソフトウェアに頼らないプラグアンドプレイの思想と、形状や握り心地を徹底的に追求した設計が特徴。
特にFPSの競技シーンで絶大な支持を集めています。

これらのポイントを踏まえ、様々な製品を比較検討することで、あなたのプレイスタイルや予算に最適な、真の「コスパ最強」ゲーミングマウスがきっと見つかるはずです。

おすすめ製品の性能を一覧で徹底比較

この記事で紹介したコストパフォーマンスに優れたゲーミングマウス10選の性能を、一覧表で分かりやすく比較します。

接続方式、重さ、センサー性能といった重要なスペックを横並びで確認することで、あなたのプレイスタイルや手の大きさに最適なモデルがより見つけやすくなります。

各製品の詳細なレビューや、より専門的な選び方については、それぞれの解説章をあわせてご覧ください。

製品名価格帯接続方式重さセンサー最大DPIポーリングレートボタン数サイズ(長×幅×高)特徴
Logicool G G3045,000円以下無線(LIGHTSPEED)99gHERO12,0001000Hz6116.6×62.15×38.2mm単三電池1本で250時間稼働。 優れた電力効率と安定した無線接続。
Razer Viper Mini5,000円以下有線61gオプティカル8,5001000Hz6118.3×53.5×38.3mm超軽量で小型なため、手の小さい人やつまみ持ちに適している。
SteelSeries Rival 35,000円以下有線77gTrueMove Core8,5001000Hz6120.6×58.3×37.9mm高い耐久性と安定したトラッキング性能。価格を抑えた入門モデル。
Pulsar X2V21万円以上無線(2.4GHz)約53gPixArt PAW339526,000最大4000Hz(別売ドングル)5120.4×63×38mm超軽量ながら剛性の高いシェル。 別売りドングルで高ポーリングレートに対応。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT1万円以上無線(LIGHTSPEED)63g未満HERO 25K25,6001000Hz5125.0×63.5×40.0mm多くのプロゲーマーが愛用する超軽量ワイヤレスマウスの定番。
Endgame Gear OP1we1万円以上無線(2.4GHz)/有線58.5gPixArt PAW337019,0001000Hz7118.2×60.5×37.2mmつかみ持ちに特化した形状。 Kailh GO光学式スイッチ採用。
Razer DeathAdder V21万円以下有線82gFocus+20,0001000Hz8127.0×61.7×42.7mm世界で1000万台以上の販売実績を誇るエルゴノミクス形状の定番モデル。
Logicool G G2035,000円以下有線85g光学式8,0001000Hz6116.6×62.15×38.2mmクラシックなデザインで初心者にも扱いやすい。 LIGHTSYNC RGB対応。
ZOWIE EC2-CW1万円以上無線77gPixArt PAW33703,2001000Hz5123×61-65×42mmドライバーレス設計。eスポーツシーンで評価の高いエルゴノミクス形状。
VAXEE XE Wireless1万円以上無線(2.4GHz)約76gPixArt PAW33953,2001000Hz7122×61×38mmスタンダードモードと競技用モードを搭載。 安定した無線接続とビルドクオリティ。

スペック表の見方と注目すべきポイント

ゲーミングマウスの性能は多くの専門用語で語られます。

ここでは、上記の比較表を読み解き、自分に合ったマウスを選ぶために特に重要なポイントを解説します。

センサー性能 (DPI・ポーリングレート) の重要性

センサーはマウスの心臓部であり、操作の正確性に直結します。

DPI(Dots Per Inch)はマウスを1インチ動かした際にカーソルが何ドット動くかを示す数値で、高いほど少ない動きでカーソルを大きく動かせます。

ポーリングレートはマウスがパソコンに情報を送信する頻度を示し、1000Hzなら1秒間に1000回情報を更新します。

FPSなど精密な操作が求められるゲームでは、DPIを細かく調整でき、ポーリングレートが高いモデルが有利ですが、必ずしも数値が高ければ良いというわけではなく、センサーの安定性やトラッキング精度そのものが重要です。

軽さは正義?マウスの重量が与える影響

近年、特にFPSプレイヤーの間では60g台かそれ以下の軽量マウスが主流となっています。

軽いマウスは、素早くマウスを振る動作(フリック)がしやすく、長時間のプレイでも手首への負担が少ないというメリットがあります。

一方で、ある程度の重さがあった方がエイムが安定するというプレイヤーもいます。

プレイスタイルや好みによって最適な重量は異なるため、現在のトレンドだけでなく、自分がどの程度の重さを快適に感じるかを考慮することが大切です。

形状とサイズ:自分の持ち方に合うかを確認しよう

スペック表の数字だけでは判断できない最も重要な要素が、マウスの形状とサイズです。

自分の手の大きさや「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」といった持ち方との相性が、パフォーマンスに大きく影響します。

例えば、「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」のような左右対称マウスは多くの持ち方に対応しやすいですが、「Razer DeathAdder V2」のような右手用のエルゴノミクス形状は、かぶせ持ちで抜群のフィット感を発揮します。

可能であれば、実際に店頭で実物を握ってみて、自分の手にしっくりくるかを確認することをおすすめします。

まとめ

本記事では、コストパフォーマンスに優れたゲーミングマウスをランキング形式でご紹介しました。

最適な一台を選ぶには、価格だけでなく、ワイヤレスか有線か、そして「かぶせ持ち」など自分の持ち方に合う形状や重さかが重要です。

特に5000円以下のモデルでも高性能な製品は多く、ランキング1位の「Logicool G G304」はまさにその代表格と言えるでしょう。

本記事の比較表や選び方を参考に、あなたのプレイスタイルに合った最高のゲーミングマウスを見つけてください。

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